絵がうまくなるためにはやっぱり練習が不可欠
絵がうまくなりなりたい
私を含め、多くの絵を描く人が抱える思いですが、
描き続けていればいつかうまくなる!
と言われたりしますよね。確かに描き続けるとだんだんレベルが上がっていくと思います。
ただ、一人でバットの素振りをする野球少年と、他人のアドバイスやお手本を取り入れながら素振りをする野球少年では、上達スピードは変わりますよね。
当然後者の少年のほうが、上達します。絵でも、効果的な練習方法を取り入れることで上達度合いが違うのではないかと思います。
今回はそんな絵の練習法のお話です。
いろんな練習法を知っておこう
模写
好きなマンガを見ながら全く同じように描く練習法です。人物のポーズはどうなっているか、なぜそこに線があるのかなど、分析しながら描くことで、自分のちからになります。
先人たちの技術を多く学べるので、最も効率のいい練習法だと思います。
たまに
と言われることもありますが、技術をまねることは何も悪いことではありません。どんどん盗みましょう。
※ただしマンガの模写は他人の著作物を真似て書いたものなので、不快に思う方がいるかもしれません。余計なトラブルを避けたい方はネットにupしたりしないほうがいいかもしれません。
デッサンの勉強をする
模写もいいですが、人の体について勉強しておいたほうが理解が深まるでしょう。
感覚で描くよりも、知識を元に描く方が、応用力や、引き出しが身につくと思います。
肩の鎖骨と肩甲骨の連動
手や足の関節や形
体の比率
など、知っておいて意識して描くことでデッサン力の向上に繋がります。
あとは数をこなすことで自然に、体に身についていきます。
模写やデッサンは技術と知識をインプットする段階なので一つ一つ考えながら、理解して少しずつ進めていきましょう。
人に見てもらう
自分の絵のおかしいところは案外気づきにくいものです。友達に見てもらうのもいいですが、自分よりもレベルの高い人やプロとして活動している人の意見は大きな財産となるでしょう。
同時にいいところも気づきにくいのです。客観的な意見を取り入れることも画力向上には大切なことです。
筆者は前回のメイキング【初心者必見!イラストの工程をメイキングでたどってみる話】の絵を見せたら友人に
と言われたときはハッとしました。首回りは筆者の課題です。
クロッキー
クロッキーとは、短時間でモチーフの形をとらえて描く技法です。短時間で描くので、瞬時に見極める観察眼や体全体の流れ、経験不足などを効率よく伸ばすことができます。
さらにクロッキーはイメージや創造をつかさどる右脳の活性にすごくいいそうです。普段優位に働いている、論理性や言語をつかさどる左脳は、高速で絵を描くクロッキーでオバーヒートし、右脳に優位性を譲ってしまうようです。
やり方は30秒や60秒など時間を決め、時間内に描き切れるようにします。
などと考えてから描いていたらとても間に合わないので、とにかく手を動かします。
終わった後の見返してうまく書けていないところが、あなたが理解できていないところなので、分析してみましょう。
ポーズマニアックスというサイトはいろんなポーズが掲載されているうえに、一定時間でランダムにポーズが切り替わるクロッキー用の練習機能があります。こちらで練習しましょう。
先ほど模写やデッサンは考えて描くと書きましたが、クロッキーは学んだ知識をアウトプットする練習法だと思います。インプットはゆっくりと、アウトプットは高速で体に覚えさせましょう。
ダメな練習法
イメージのみで絵を描く
絵を上達させる基本は「観察」と「気づき」です。
頭のなかのイメージをただ紙に描き出すだけでは気づきも少ないと思います。
絵を描くときは必ず参考資料を用意し、見ながら描く習慣をつけましょう。描きたいテーマが決まったらネットの画像や本で参考になりそうなものを探します。
Pinterestなら画像を検索してサイト上に保存し、カテゴリーごとに分けたりできるのでぜひ登録しておきたいサイトです。
保存した画像を公開している人もいるので、絵を描くのに役立つ画像が結構見つかります。
まとめ
栗宮ノート
ふむふむ。
◇模写やデッサンでインプット…観察し、考えながら真似てみて、気づきを見つける。
◇クロッキーで高速アウトプット…取り込んだものを体に覚えさせる。
◇できるだけ資料を集めて参考にしながら描く。
というのが画力向上のコツなんですね!最初は難しいですが慣れるまでは我慢です!
いかがでしょうか。
絵の上達とは上記の繰り返しによって身につくものではないかと思います。
まずは好きなマンガ、憧れのマンガを参考に模写から始めてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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