カラーン
目次
同人誌作家としてのステータスは?
全くの無名+宣伝は1ツイートのみ
今回夏コミとコミティアに参加してみましたが、結果的に言えば計13部売ることができました。参加者からしてみればどうと言うことはない売れ筋ですが、私のステータスから考えればなかなかよかった結果なのではないかと思います。
まず、私はまだ初心者で、ファンや知り合いどころか知名度も全くありません。同人界隈で私のことを知っている人はおそらくいなかったことでしょう。
そして、宣伝活動をほとんどしませんでした。Twitterでコミケのサークルスペースの場所と表紙イラストを載せて1ツイートしただけでした。原稿の作製もギリギリだったので宣伝してる暇がなかったこともありますが、単純にコミケに足を運んだ人がその場で買ってくれるのか、試してみたいと思いました。
コミケに参加する人の特性
コミケによく参加する方の中には、目当てのサークルをまわり、その後コミケ会場を回りながら気になったものは立ち読みさせてもらい、じっくり読みたいと思ったら買うという人が一定数います。
私を目当てに来る人などいないので、会場を歩く人にどれだけ注目してもらえるかを考えてみました。
売れるために工夫したことは何ですか?
表紙のイラストをこだわってみた
まずは同人誌の顔とも呼べる表紙をこだわってみました。下の去年作った既刊と今回の新刊の表紙を見比べればわかりますが、具体的には、メインとなるキャラの顔を大きく描きました。
人は絵や写真を見るとき、まず顔に注目する傾向が強いので、メインキャラの顔を大きく、そして真ん中辺りに配置するようなイラストにしてみました。
既刊表紙
新刊表紙
そしてもうひとつ、空白部分をなくしました。背景までしっかり描き、なにも描いていないところがないくらい描きました。それだけでもクオリティーに差がでると思いますし、何より目立ちます。
サークルスペースで表紙が目立つように配置してみた
スペースで机に乗るくらいの表紙を印刷しポスターを立て掛けました。さっきも紹介したように、白い部分がほとんどないのでいい感じに目立ちますし、立て掛けているので離れていても目立ちます。
コミティアでは布ポスターにしてみました。お金に余裕のある人は大きなポスターを製作してポスタースタンドで掛けたほうが効果的です。 つまり、何人も参加者がいるなかで、どれだけ表紙が目立つか、というのを考えたわけですね。
ひたすら待つ
コミケは朝開場すると一般参加者が押し寄せ、お目当てのサークルに直行します。なのでみんな人気サークルに行ってしまいビックリするほど人が来ません。
誰も来ないと12時くらいにかえりたくなりますが、一般参加者さんが開場中を回り始めるまでひたすら待ちます。あきらめて帰ってしまうのはほんとにもったいないので朝は誰も来なくても我慢して居座り続けましょう。
結果!
結果的に、コミケでは13時を過ぎた辺りから売れはじめ、新刊既刊で5部、コミティアでは開場直後から計8部、合計13部売れました。やはり背景をがんばった新刊がよく売れました!
まとめ
栗宮ノート
◇表紙にこだわる!余白部分をなくす。
◇スペースで表紙が目立つよう設営する。
◇諦めず、ひたすら待つ。
いやー宣伝縛り(?)のなかよくやりましたねー今回は普通に感心します!でも普通にネットで宣伝した方がいいと思います!
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