マンガ

マンガのストーリーが思うように作れない!プロットの描き方の基本を学ぶ話

プロットって何?

墨T
墨T
どうも。この時期は新アニメのチェックで忙しい墨Tです。
栗宮さん
栗宮さん
……は?栗宮です。

ストーリーを思いつき、張り切って書き進めていっても、だんだん「あーでもない、こーでもない」と止まってしまったり、戻ったりして進まない。そしてしまいには書きかけのまま投げ出してしまう。そういう経験はありますか?

そうなってしまう原因に多いのが、最初から最後までのストーリーの道筋を決めて描き始めていないことにあります。今回はそれを解決するプロットのお話です。

マンガを描くとき、いきなり原稿に入らずに前準備が必要になります。よく原稿の前に「ネーム」という工程があることは聞く話かもしれませんが、その前にストーリーを構築するプロットについて考えてみましょう。プロットをしっかり作ることで、その後の工程を迷いなく進めることができます。

プロットとは、登場人物がどのように行動し、考え、どのような過程を経てラストにいたるかというストーリーラインを構築するものです。

導入からラストまでの道筋をシーンごとに作っていくことで頭の中をすっきりさせてネームや原稿に挑むことができます。

墨T
墨T
映画やドラマで言えば脚本、シナリオ作りみたいなものです。
栗宮さん
栗宮さん
ああ~!ネームおわんない~

プロットを作ることで、

ストーリーにバランスとまとまりができる

ネームや原稿での行き詰まりが防げる

伏線などを張れる

ストーリーのペースを調整しやすい

ストーリーや人物に一貫性が生まれる

といったメリットがありますので個人的にはネームより重要だと思っています。

シナリオの形

上の図のように、シナリオの形は「起承転結」で大筋を決め、シーンごとに細かく作っていくことが基本になります。グラフは物語の盛り上がりを表しています。

起…導入部分

承…物語が進む部分

転…どんでん返しなど、ストーリーのクライマックス

結…ストーリーの結び

という役割があります。

起承転結それぞれにもポイントがあったり、細かくシーンごとに決めていくことなども必要ですが、今回はプロット全体として最初に決めておきたいことや、考えておくべきポイントのみに注目してお話します。

墨T
墨T
起、承、転、結もそれぞれ記事に書くで。
栗宮さん
栗宮さん
アニメチェックもいいですけど、早くやることやってください。

キーワードを決める

本屋に並んでいる小説やマンガの帯には、そのストーリーを表すキーワードや単語が並んでいませんか。目につくところにキーワードを書くことでそれが好きな人に興味を持ってもらえるわけです。そのストーリーを表すキーワードをプロット段階で決めておくことでブレさせずにつくることができます。

キーワードは色々ありますが、種類をまとめると

ジャンルを表すもの

題材を表すもの

アイテムの名称

雰囲気や世界観を表すもの

内容を表すもの

です。

テーマを決める

テーマとは読者に伝える、作者自身の物事に対する考えや主張です。人やモノ、社会についての自分なりの眼をもち、考えや信念をストーリの中に混ぜることで作者だけのオリジナリティーが生まれます。

墨T
墨T
「仲間」っていいもんだ、とか「努力」なんて無駄だ、とか作者なりの考えです。
栗宮さん
栗宮さん
同じ言葉でも人によってとらえ方が違いますもんね。

ストーリーの中で起こる事件や、登場人物の言動、行動でテーマをあちこちにちりばめます。物語を通してまで伝えたいことがあり、読者に投げかけることができた時、読者の心を動かすことができるのではないかと思います。気を付けることは説教じみたものになったり、押し付けにならないように気を付けることです。

テーマを言い換えれば「作者が何のために書いているか」ということです。

大筋を短い文章で決める

方向性が決まったら、キーワードやテーマを混ぜて登場人物や舞台(世界観)、登場人物たちが抱えるメインとなる葛藤を短い文章でまとめます。

短くまとめることで物語の焦点、つまり大事なことを絞ることができ、逸脱してしまったり、ブレてしまうことを防ぐことができます。

ポイントは

「誰が」「いつ」「どこで」「何が起きて」「何をする物語」

に当てはめて書くことです。

下記はWeb創作ノートというプロットを作成し、Web上で保存しておけるサイトを利用して筆者が作成した大筋です。

あらすじ

世界を騒がしている、天候を変える少女-フレイ。 危険人物と言われる彼女の願いはたったひとつ 「平穏が欲しい。」 少年リクはフレイと出会い、彼女の願いを聞き入れる。 しかしその願いを求める旅は、世界を揺るがすものとなった。 願いのために星の半分が悪天候地帯となってしまった世界を変える冒険物語。

腕を失った主人公は助けてくれた女性に恩を返すため、「恩は娘に返してほしい」という言葉に従いフレイに合う。追われる身のフレイが願う「平穏」を求めて共に旅をすることを決める。

主人公は賞金稼ぎとして行動し、話をするため捕まえようとする。そして、フレイの思いを聞き、フレイは危険な人物ではないと確信した。フレイの天候を変える力を利用しようとする者から世界を守るためにも、フレイのためにも平穏を手に入れることを決める。使い方によっては危険なその力を手放し、星の半分を覆う悪天候地帯を開放する方法を探す旅となる。人の平穏や日常とは尊く、困難を乗り越えた先にあることを知る物語。

墨T
墨T
恥ずかしいから載せたくないんやけど…
栗宮さん
栗宮さん
例くらい載せとかないと説得力ありませんよ。

ご覧の通り、簡潔に書いてあるので他の人が見れば何のこっちゃわからん内容になってると思いますが、基本的に他人に見せるものではないので自分さえ分かれば大丈夫です。

上記の内容を柱として物語を進めていくことになります。

プロットを作るのに便利なサービス

少し触れましたが、Web創作ノートは、物語の登場人物プロフィールや大筋を作ることができるサービスです。ブックという機能で物語の大筋をまとめたり設定をメモすることができたり、

キャラクター機能でキャラの設定を決めたりと創作の手助けとなるサービスです。

さらにキャラの設定を反映させてプロフィールシートという画像をボタンひとつで作成できます。

栗宮さん
栗宮さん
ほわああああすごいですー!!!
墨T
墨T
ん?なんか物騒なこと書いてへん?

Web創作ノートを使えば比較的簡単にプロットの大筋を作れるのでぜひ活用してみてください。もちろん無料で使えます。

web創作ノートに登録する

まとめ

なるほど
プロットとは、登場人物がどのように行動し、考え、どのような過程を経てラストにいたるかというストーリーラインを構築するもの

プロットを作ることで、
ストーリーにバランスとまとまりができ、行き詰まりが防げる
伏線などを張れる
ストーリーのペースを調整しやすい
ストーリーや人物に一貫性が生まれる

などのメリットがある

ストーリーを表すキーワードをプロット段階で決めておく。

作者自身の物事に対する考えや主張、何のために書いているか=テーマを決める。

キーワードやテーマを混ぜて登場人物や舞台(世界観)、登場人物たちが抱えるメインとなる葛藤を短い文章でまとめる。

Web創作ノートを活用する。

ですね!なんかやり方がわかったら創作意欲がわいてきました。

今回はプロットの最初に決めておくべきことについて書きました。全体の大筋と方向性を決めておくことで、ネームの進み具合が全く違ってくると思いますので考えてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

意見、感想なんかあれば、コメント欄でどうぞー

フォロー、シェアしていただければうれしいです。励みになりますのでよろしければどうぞー

ではまたー。

ABOUT ME
墨T
墨T
関西出身。絵を描きたくても描けない学生生活を送る。卒業後 就職するも椎間板ヘルニアと自律神経失調症で心と体を壊し1年半で退職。 療養期間を経て夢だった絵の道を走り出した。

コメントを残す