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マンガのストーリーが思うように作れない!プロットの「起」の描き方を語る話

墨T
墨T
どうも。墨Tです。
栗宮さん
栗宮さん
ネタがないんですね。栗宮です。

前回、「マンガのストーリーが思うように作れない!ならばプロットの基本を学ぶ話」という記事にて、プロットの最初に考えておくべきことを解説してみました。シナリオは形は大きく分けて起、承,転、結があることをちらっとお話ししましたが、じゃあそれぞれどう作ったらいいのかという疑問が当然わきますよね。

今回は、物語の導入部分「起」を作るポイントを語っていきます。

マンガプロットの「起」で考えておくべきもの

1.天、地、人をはっきりさせる

起は物語が始まる読者の窓口になる部分です。ここがつまらなかったり、読者の読みたい気持ちをそいでしまうようなものだとここで読者は離れてしまいます。ここでまずはっきりさせておくべき内容は

天…時代

地…場所

人…登場人物

の3つです。上のリンク記事にてキーワードや、短い文章であらすじを作ることを書きましたが、そこで決めたもののうち天、地、人はできるだけ早く読者に知らせることが大切です。

時代は戦国時代か、江戸時代か、現代なのか、それともファンタジーか?

場所は大都市か、田舎町か、城下町か、冒険中なのか?

人は男か女か、子供か、青年か、階層は高いのか低いのか?

などの情報を1~2ページ内に入れておけば読者は

墨T
墨T
ほー。現代の高校が舞台の女子高生の話か。
栗宮さん
栗宮さん
中世ヨーロッパ的なファンタジーなんですね。

と、すぐに理解することができます。1ページめの1コマ目に舞台となる町や場所のコマを入れたり、次のコマでその場所にいる主人公を描くだけで伝わりますので意識してみてください。

2.傾向をはっきりさせる。

喜劇、悲劇、恋愛、スポ根、能力ものなど、ストーリーにはそれぞれ傾向があります。この傾向を最初にしめして置くことで読者に心の準備をしてもらうのです。

例えば、本格ラブコメとして始まったものの、最後には超能力バトルになった、なんてことになったら読者の頭のなかには

読者
読者
?

しか残りません。もちろん読者を驚かすような仕掛けがあると面白いですが、狙いすぎて軸がぶれないようにストーリーの傾向はしっかり通しましょう。

3.適切なところから始める。

たまにドラマや小説で前置きやプロローグを長々としているものがあります。

読者からすれば、物語が動き始めるところを早くみたいのに、登場人物の生い立ちなどを最初に延々と見せられると退屈してしまいます。

ひとつの物語を読むのに読者はそこまで我慢して読んでくれませんので、物語が動き出す直前あたりから出し惜しみせずに飛ばしていきましょう。

あなたのマンガに読者をひきこむための「掴み」のコツ

マンガはやはり絵の要素が強くなってしまいます。でも、たとえ絵に自信がなくてもストーリーで魅せることでいくらでも面白く作ることは可能です。

物語の始まりは、読者を引き込むための最初のチャンスです。続きはどうなるんだろう?という疑問を感じさせることができれば掴みとしてはバッチリです。

では掴みにはどんな作り方があるのでしょうか?物語の始め方には大きく2つの種類があります。

1.開始早々事件やアクションシーンなどでおどろかし、一気に引き込む方法

この方法はインパクトを残せますが、そのままでは読者には状況がわかりませんので後で説明する必要があります。

対立したキャラのぶつかり合いで幕を開ける。

アクションシーンで始まる。

緊張感が高まっているシーンを少し見せる。

など、迫力ある場面を最初に持っていき、扉絵や場面転換で最初に戻る始まり方です。

読者
読者
なんだこのマンガは!?

と思わせたら、読者は一気に最後まで読んでくれます

栗宮さん
栗宮さん
序盤で引き込めたらこっちのモノというわけですね

2.順序よく説明していき、じわじわ引き込んでいく方法

最初の場面からキャラ、設定、テーマについてなどを時系列に沿って順番に説明していく方法です。

こちらはおとなしい始まり方なので読者を離さないような工夫が必要になっていきます。

テーマと反対のことを描き、テーマへの問いを描く

簡潔に舞台設定を描く

といった方法で、この物語はなにを表現したいものなのかをはっきりさせることでしっかり作り込まれている印象を持たせることができると思います。

3.ナレーションでの始まり方はおすすめしない

ナレーションは絶対に必要な場合以外では使わないようにしましょう。

ナレーションで始まってしまうと絶対的に文章が多くなってしまうからです。マンガを読みに来ているのに文章ばかりで始まっているものほど読みたくなくなるものはありません。

マンガの長所は物語を視覚的に見せられることですので、そこをいかしましょう。

マンガの導入部分での人物の見せ方

導入時に登場人物は全員紹介しておく

最初に物語に関係する人物は登場させておくのが基本です。後から出てきたり、終盤で登場させてしまうと、都合のいい展開に見えてしまう場合があります。主人公のピンチに知らない人や、わき役みたいな人が突然重要ポジションで登場したら白けてしまいます。ご都合主義を見せられた読者は支持してくれず離れて行ってしまいます。

主人公も敵も目的、特徴を紹介しておく

目的や特徴をはっきりさせることで人物の立場や個性を読者に伝えることができます。序盤では難しいかもしれませんが、信念も紹介できると感情移入させられるので余裕があればいれてもいいかもしれません。

敵もただの悪者ではなく、悪者には悪者なりの信念や考えを決めておくと「ただの敵じゃないぞ」と思わせることができます。

まとめ

以外に多いんですねー

天、地、人をはっきりさせる。

ジャンル、傾向をはっきりさせる

適切なところから始める

続きを読みたくなるような掴みをを考える

導入部分で全ての人物と目的、特徴を紹介しておく

です!「起」は読者にとって入口なので入りやすさを考える必要があるわけですね。

その通り、中盤から面白くなるとしても入口ができてないと読者は入ってこれません。一番読んでくれる人のことを考えて作る必要があるわけです。

起がしっかり作られていると以外と最後まで読んでくれるものです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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ではまたー。

ABOUT ME
墨T
墨T
関西出身。絵を描きたくても描けない学生生活を送る。卒業後 就職するも椎間板ヘルニアと自律神経失調症で心と体を壊し1年半で退職。 療養期間を経て夢だった絵の道を走り出した。

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